王羲之の書をこよなく愛した唐の太宗皇帝 墓である昭陵(しょうりょう、唐の太宗皇帝の陵墓で、現在の陝西省西安市の北方にある)に副葬させたと言われています。その後の戦乱を経て王羲之の真筆は全て失われたと考えられています。…
ブログ&コラム
中国書道史④ 書聖 王羲之 其の一
王羲之(おうぎし)303年~361年 中国東晋の政治家・書家。字は逸少。右軍将軍となったことから世に王右軍とも呼ばれます。 王羲之は、書の芸術性を確固たらしめた普遍的存在として、「書聖(しょせい…
中国書道史③ 三国時代
三国時代の書道 後漢末期の184年に、「黄巾(こうきん)の乱」と呼ばれる農民反乱が起き、これ以降隋が589年に中国を再統一するまで、一時期を除いて中国は分裂を続けました。この隋の再統一までの分裂の時代を魏晋南北朝時代言い…
中国書道史② 秦代~漢代
現在の陝西省あたりにあった秦は、戦国時代に着々と勢力を伸ばしました。勢力を伸ばした背景には、厳格な法律で人々を統治しようとする法家の思想を採用して、富国強兵に努めたことがあり、秦王政は、他国の列強を次々と滅ぼし、紀元前2…
中国書道史① 「甲骨文」・「金文」
漢字は中国で発祥し朝鮮半島を経由し日本にもたらされたと考えられています。その後はベトナムなどの周辺諸国にも伝わり、その形態・機能を利用して日本語など各地の言語の表記にも使われました.。 中国最古の王朝とされている夏(「か…
「唐紙」「和紙」など、書道で使われる用紙につて
書道において欠かすことのできない4つの道具、筆・墨・硯・紙を総称して「文具四宝(文房四宝、文房四友とも)」 といいます。 文房とは中国語で文人の書斎のことを表し、そこに備えておく道具のことを文房具と呼ばれるようになりまし…
大人が書道を始めるメリット
書道を習おうと思うきっかけ 成人の方が書道を習おうと思うきっかけは…
様々な動物の毛で毛筆は作られる
筆の歴史 1954年に中国湖南省長沙(ちょうさ)市で発掘された竹製の行李(こうり…
書道教室を選ぶポイントは?
書道を習い始めようと考えるキッカケは人によって様々です。東京の書道教室、國際書道藝術學院では多くの方のニーズへの対応が可能です。 書道を習おうと考えた理由のトップ5 ① 小・中学生の頃に家の近所の書道教室に通っていて、も…
意外と知られていない年賀状のマナー
年賀状は新年を祝う挨拶状で、新年を祝う言葉をもって挨拶し、旧年の感謝と新しい年に変わらぬ厚情を依願する気持ちを表すものです。日本では20世紀以降、やりとりが盛んに行…